京都で家具を買う前に:木材の形状

木材

京都の家具店では、様々な木製の家具が販売されています。
しかし、ひとくちに木製の家具といっても様々なものがあり、形状によってグレードは大きく異なります。
ここでは、木製の家具の素材についてお話しましょう。

無垢材

最も高級品とされるのが、無垢材です。
これは一つの天然木から切り出されて作られた家具です。
継ぎ目がなく、木目もナチュラルなので見た目が非常に美しく継ぎ目がないから耐久性も高いがです。
しかし乾燥させるなどの手間がかかるため値段が高くなります。
京都の家具店でも、こういった無垢材の家具は少し高級なお店でしか扱わないことが多いです。

集成材

一般的な木製の家具として販売されているのが集成材です。
これは天然目と違って様々な木の板を接着剤で張り合わせたものです。
こちらも同じ色で同じ素材の木材を張り合わせているので見た目に違和感はありませんし、使用する上でほとんど気になることがありません。
お値段もリーズナブルなので京都の家具店でも多く販売されています。

合板

いわゆるベニヤ板です。
こちらはスライスした薄い木材を張り合わせたものです。
家具に使われるものは化粧板を表面に張り合わせているので見た目的にも違和感はありません。
化粧板は塩化ビニルシートだってリプリント紙だったりと様々です。
軽くて丈夫なのが特徴ですが、若干チープなため安物の家具や長机などに使われていることが多いです。

パーチクルボード

木くずを熱して圧縮して固めていた上にしたものです。
基本的にパーチクルボードは本棚の背面部分やベッドの板など目に見えないところに使用されます。
質感がチープなのですが、耐久性は高く、割れにくいという強みがあります。